8月が終わると、日焼け止めをやめる人が一気に増えます。私もそうでした。ところが9月の紫外線は、まだ「強い」区分に入ったままです。

涼しくなったし、もう日焼け止めいらないよね?

それ、毎年言ってるね

……データを見たら黙るしかなかった
この記事では、気象庁が公開している月別の実測データをもとに9月の紫外線の実力を確認し、対策をいつまで続けるべきか、そして秋にやることを3つに絞って整理します。
先に結論から伝えるよ!
- 9月は日最大UVインデックスが「強い」区分に入る月
- はっきり下がるのは10月から。ここが対策の区切り
- 年によっては9月が5月を上回る(2025年がそうでした)
- やることは3つだけに絞ってよい
データで見る9月の紫外線
下の表は、気象庁「日最大UVインデックス(観測値)の月平均値の数値データ表」(つくば)から引いた、つくばの日最大UVインデックス月平均値(2025年)です。1日のうち最も強い時間帯の値を、その月で平均したものになります。
| 月 | UVインデックス | 強さの区分 |
|---|---|---|
| 5月 | 5.0 | 中程度 |
| 6月 | 7.0 | 強い |
| 7月 | 8.5 | 非常に強い |
| 8月 | 7.7 | 強い |
| 9月 | 6.0 | 強い |
| 10月 | 3.4 | 中程度 |
| 11月 | 2.4 | 弱い |
9月は「強い」区分に入り、はっきり落ちるのは10月に入ってからです。対策をやめがちな時期に、まだ数値が残っている——これが秋の日焼けやシミの原因になりやすいわけです。
【訂正】「9月は5月より強い」は毎年ではありません
この記事では以前、「9月の紫外線は5月より強い」と書いていました。2025年についてはそのとおりですが、毎年そうなるわけではありません。同じ資料で過去5年分を並べると、こうなります。
| 年 | 5月 | 9月 | 高いのは |
|---|---|---|---|
| 2021 | 5.7 | 4.9 | 5月 |
| 2022 | 5.6 | 5.6 | 同じ |
| 2023 | 6.5 | 6.2 | 5月 |
| 2024 | 5.6 | 5.9 | 9月 |
| 2025 | 5.0 | 6.0 | 9月 |
年によって入れ替わります。ですので「9月は5月より強い」と言い切るのは正確ではありませんでした。訂正します。
ただし、対策の必要性は変わりません。どの年を見ても9月は5前後から6台で、10月になると3台へ落ちます。区切りが10月にあることは共通しています。

「5月より強い」じゃなくて「10月まで下がらない」が正しいのね

そっちのほうが覚えやすいよ
UVインデックスの区分と、必要な対策の目安
UVインデックスは、世界保健機関(WHO)が推奨している紫外線の強さの指標です。区分ごとの目安は次のとおりです。
| UVインデックス | 区分 | 対策の目安 |
|---|---|---|
| 0〜2 | 弱い | 安心して屋外で過ごせる |
| 3〜5 | 中程度 | 日中は日陰を利用し、帽子と日焼け止めを |
| 6〜7 | 強い | 日中の外出をなるべく控え、帽子と日焼け止めを使う |
| 8〜10 | 非常に強い | 日中の外出は極力避ける。屋外では必ず対策を |
| 11以上 | 極端に強い | 昼間の外出を避ける |
9月の6.0は「強い」に該当します。真夏と同じ完全防備とまではいかなくても、帽子と日焼け止めは必要な水準ということです。
なぜ秋の紫外線は油断されやすいのか
数字の上では強いのに対策が緩んでしまう理由は、だいたい次の3つに集約されます。
- 気温と紫外線を同じものだと感じてしまう:涼しくなると紫外線も弱まったように錯覚しますが、この2つは連動しません。最高気温が下がり始めても、太陽の高度はまだ高い時期です。
- 日焼け止めを塗り直さなくなる:真夏は数時間おきに塗り直していた人も、秋は朝1回で済ませがちです。汗をかく日はやはり落ちています。
- 服装で肌の露出が減ると安心してしまう:長袖が増える一方で、顔・首・手の甲は年間を通して出たままです。この3か所は蓄積の差が出やすい部分です。

顔と首と手の甲…たしかに一年中出てる

そこだけ続ければいいってことだね
秋は肌そのものも変わりやすい季節です。夏に浴びた紫外線の影響と、空気が乾き始めるタイミングが重なるため、いつものスキンケアが合わないと感じる人が増えます。
【本題】9月のUV対策|やることを3つに絞る
真夏と同じ装備を続けるのは現実的ではありません。優先度の高い3つに絞ると続けやすくなります。
- 顔・首・手の甲だけは毎日続ける:全身をやめても、露出が減らないこの3か所は継続します。日常生活なら、真夏より数値の低い日焼け止めに切り替えても構いません。
- 10時から14時を意識する:1日のうち紫外線が集中するのはこの時間帯です。外出の予定をずらせるなら、朝夕に寄せるだけでも浴びる量は変わります。
- 曇りの日ほど油断しない:雲があっても紫外線はある程度届きます。「今日は曇りだからいらない」が積み重なるのが秋です。
化粧下地やファンデーションにUVカット効果があるものを選べば、工程を増やさずに続けられます。秋の新作は8月から9月にかけて出そろうので、2026年秋コスメ新作まとめで発売日を確認しながら切り替えるのも手です。
仕上がりの方向性としては、2026年秋の美容トレンド「にじみツヤ」のように質感で見せる流れが続いています。

全身やめても、顔まわりだけは続ける

それなら10月まで持ちそう
UV対策はいつまで続ける?終了の目安
データを素直に読むなら、区切りは10月です。UVインデックスが6.0から3.4へ、「強い」から「中程度」へ一段階下がります。
- 9月いっぱいは夏に準じた対策:塗り直しの回数は減らしてよいものの、習慣自体は続けます
- 10月から11月は簡略化:顔まわりを中心に、日常生活レベルの対策へ
- 冬も完全にはやめない:数値は下がりますが、ゼロにはなりません。晴天の屋外レジャーでは必要です
なお、ここで挙げたのはつくばの観測値です。緯度が低い地域ほど紫外線は強く、標高が高い場所でも増えます。沖縄や山間部に出かける予定があるなら、9月でも夏並みの対策を想定しておいた方が安全です。
肌の赤みやヒリつき、しみの急な変化など気になる症状が続く場合は、自己判断で対処せず皮膚科などの専門機関に相談してください。

やめどきは「涼しくなったら」じゃなくて「10月」
よくある質問
9月の紫外線は5月より強いのですか?
年によります。つくばの観測値では2024年と2025年は9月のほうが高く、2021年から2023年は5月のほうが高くなっていました。確実に言えるのは、9月はまだ「強い」区分に入り、はっきり下がるのは10月からだということです。
日焼け止めはいつまで続けるべきですか?
UVインデックスが3を下回る目安となる10月下旬から11月ごろまでは続けるのが安心です。体感の涼しさと紫外線量は連動しません。
曇りの日も日焼け止めは必要ですか?
必要です。薄い雲がかかる程度であれば、紫外線量は快晴時の8〜9割程度まで届きます。
まとめ
- つくばの2025年の観測値では、9月の日最大UVインデックス月平均値は6.0で「強い」区分
- 「9月は5月より強い」は年による。2024年・2025年はそうだったが、2021〜2023年は5月のほうが高かった
- どの年も共通しているのは、はっきり下がるのが10月からだということ
- 秋にやるのは3つ。顔・首・手の甲を毎日/10〜14時を避ける/曇りでも油断しない
- 地域差がある。低緯度・高標高では9月でも夏並みの対策を
関連:秋の抜け毛は9月がピーク/「秋バテ」とは?残暑に増える不調の原因と対策
参考にした資料
- 気象庁「日最大UVインデックス(観測値)の月平均値の数値データ表」(つくば)(月別の日最大UVインデックス実測値)
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル」(UVインデックスの区分と対策の目安)

以上ほのかでした!