「渋滞を避けるには早く出ればいい」——これは半分正解で、半分は不正解です。
早く出ても、中途半端な時間だと最悪のタイミングに当たります。深夜と早朝、どちらを選ぶべきかを整理しました。

ハル
早く出れば混まない、でいいんですよね?

カエデ部長
半分は正解。でも朝6時から9時に出ると、渋滞の発生とちょうど重なるわ。
結論から
| 条件 | おすすめ |
|---|---|
| 高速代を抑えたい | 深夜出発(0〜4時) |
| 運転者が1人 | 早朝出発(4〜5時) |
| 小さな子どもがいる | 深夜出発(寝ている時間に移動) |
| 移動距離300km以上 | 深夜出発 |
| 現地の到着時刻を選びたい | 早朝出発 |
深夜出発(0時〜4時)
メリット
- 深夜割引が適用される……2026年のシルバーウィークは休日割引が使えないため、割引を受ける唯一の手段がこれです
- 交通量が最も少ない……渋滞ポイントをほぼ素通りできます
- 子どもが寝ている……車内で騒がれるストレスがなくなります
デメリットと注意点
- 眠気が最大のリスク……深夜帯は人間の集中力が最も落ちる時間帯です
- 到着が早すぎる……朝6時に着いてもチェックインできず、行き場に困ることがあります
- 仮眠場所の確保が必要……SAやPAは連休中、深夜でも満車になります
運転者が1人の場合、深夜出発はおすすめしません。2時間ごとの休憩を前提にできる複数人体制か、前日に十分な睡眠を取れる場合に限ります。
早朝出発(4時〜5時)
メリット
- 睡眠を取ってから運転できる……安全面では深夜より明確に有利です
- 渋滞発生前に主要ポイントを抜けられる……目安は午前5時までの通過
- 到着が午前中……観光の時間をしっかり確保できます
デメリット
- 5時を過ぎると急激に混む……この時間帯は変化が急です。5時出発と6時出発では所要時間が倍近く変わることもあります
- 深夜割引の対象外……0〜4時に高速に乗っていないと適用されません
実は最も避けるべき時間帯
意外な落とし穴が朝6時〜9時の出発です。
「早起きして出発した」という感覚になりますが、実際にはこの時間帯が渋滞の発生とちょうど重なります。多くの人が同じ判断をするためです。
同様に、帰りは15時〜19時が最悪の時間帯になります。この時間を外すだけで、体感の疲労がまったく変わります。
深夜割引を確実に受けるコツ
深夜割引は、深夜0時〜4時のあいだに高速道路上を走行していれば適用されます(走行の一部でも該当すればよく、全区間が深夜帯である必要はありません)。
そのため、23時台に乗ってしまうと対象外になる可能性があります。0時を過ぎてからインターチェンジに入るのが確実です。
なお割引の細かい条件は見直されることがあるため、出発前にNEXCO各社の公式サイトで最新の内容を確認してください。
途中の休憩をどう取るか
連休中はSA・PAが激しく混みます。実務的なコツを挙げます。
- 大きなSAより小さなPA……メインのSAは満車でも、手前のPAは空いていることがあります
- トイレ休憩は「行きたくなる前」に……満車で入れず我慢する状況が最悪です
- 食事は高速を降りて取る……連休中のSAのフードコートは待ち時間が長くなります
まとめ
- 深夜出発……割引が効き、渋滞も避けられる。ただし眠気対策が必須
- 早朝出発……安全性で有利。ただし5時までに渋滞ポイント通過が条件
- 朝6〜9時と夕方15〜19時は避ける——最も混む時間帯
- 深夜割引は0時以降にICへ入るのが確実
渋滞のピーク日そのものは渋滞予測の記事にまとめています。連休全体の日程はこちらです。

モカ
深夜出発なら割引も効くって、お得すぎない?

ミミ先生
ただし眠気は本当に危険よ。運転者が一人なら深夜出発は避けてね。