2026年の七五三は、11月15日が日曜日にあたります。「じゃあその日に行けばいいのね」と思ったなら、少しだけ待ってください。日曜と重なる年は、午前中の神社が一年でいちばん混み合います。この記事では、2026年に七五三を迎えるのは何年生まれの子どもなのか、数え年と満年齢のどちらで数えるのか、そして現実的に動きやすい日はいつなのかを、神社本庁や内閣府の公式情報をもとに整理しました。

保育園で「七五三どうする?」って話が出たらしいんだけど、うちの子って今年やるんだっけ?

そこが毎年みんなつまずくところなのよ。数え年で数えるか、満年齢で数えるかで一年ずれるの。

えっ、二通りあるの? どっちが正解なの?

正解はないわ。どっちでもいいの。今は満年齢で祝う家庭のほうが増えてるくらい。まず日程から整理していくわね。
先に結論から伝えるよ!
- 2026年の七五三の目安日は11月15日(日)。ただし多くの神社は10月ごろから12月ごろまで七五三の祈祷を受け付けているので、この日でなくてかまわない
- 対象は、数え年なら2024年・2022年・2020年生まれ/満年齢なら2023年・2021年・2019年生まれ
- 数え年と満年齢は、どちらで祝っても問題ない。3歳は体力差が大きいので満年齢まで待つ判断もよく取られる
- 混雑を避けるなら平日の午前中。土日しか動けないなら10月の土日か11月上旬に前倒しするのが現実的
- 2026年は11月21日(土)〜23日(月・勤労感謝の日)が3連休。動きやすい反面、神社は混みやすい
- 初穂料の相場は5,000〜10,000円。ただし金額を決めている神社もあるので、事前確認が確実
【前提】2026年11月15日は日曜日|祝日ではない
まず日付の確認から。七五三の日として知られる11月15日は、国民の祝日ではありません。内閣府が公表している国民の祝日についてによれば、2026年11月の祝日は文化の日(11月3日・火曜)と勤労感謝の日(11月23日・月曜)の2つだけです。
では2026年の11月15日が何曜日かというと、日曜日です。学校も仕事も休みで、祖父母も呼びやすい。つまり「行きやすい日」であると同時に、神社側から見れば一年で最も申込みが集中しやすい日ということでもあります。
もうひとつ押さえておきたいのが、勤労感謝の日が月曜であるため、11月21日(土)・22日(日)・23日(月)が3連休になる点です。遠方の親族と合わせやすい並びなので、ここも混みやすいと考えておくと予定が立てやすくなります。

日曜だし祝日じゃないなら、そんなに混まないんじゃないの?

逆よ。祝日じゃないからこそ、その週末に集中するの。11月15日と、翌週の3連休。この2つに人が寄るのは毎年おなじパターンね。
【早見表】2026年の七五三は何年生まれ?数え年と満年齢の対応表
七五三の年齢の数え方は2通りあります。数え年は、生まれた年を1歳として、元日を迎えるたびに1歳を足す数え方。満年齢は、誕生日を迎えるたびに1歳を足す、いま一般的な数え方です。2026年に七五三を迎える子どもは次のとおりです。
| 区分 | 数え年で祝う場合 | 満年齢で祝う場合 | おもな対象 |
|---|---|---|---|
| 3歳(髪置) | 2024年生まれ | 2023年生まれ | 男女とも |
| 5歳(袴着) | 2022年生まれ | 2021年生まれ | 男の子 |
| 7歳(帯解) | 2020年生まれ | 2019年生まれ | 女の子 |
気をつけたいのが満年齢のほうです。たとえば「2023年生まれで満3歳」といっても、誕生日が12月なら、11月15日の時点ではまだ2歳。写真スタジオや衣装のサイズを選ぶときにここでずれることがあるので、お参り当日に何歳何か月かを一度計算しておくと安心です。
なお、3歳・5歳・7歳の性別の割り当ては地域によって差があります。5歳の女の子や7歳の男の子をお祝いする地域もあり、「うちの地域はどうか」は、氏神さまの社務所に聞くのがいちばん早い方法です。
【判断】数え年と満年齢、どっちで祝う?分かれ目は3歳
結論から言うと、どちらでも問題ありません。かつては数え年が主流でしたが、現在は満年齢で祝う家庭も多く、神社側もどちらの申込みも受け付けています。
現実的に判断が分かれるのは3歳です。数え年の3歳は、満年齢でいえば2歳前後。着物を長時間着ていられるか、草履で歩けるか、人見知りやお昼寝の時間帯とぶつからないか——このあたりで無理が出やすい年齢です。
- 数え年で祝うメリット:昔ながらの形にそろえられる。きょうだいの年をまとめやすい
- 満年齢で祝うメリット:体力と理解力に余裕が出る。写真もぐずりにくい
- きょうだい同時に祝うのもよくある選択。上の子を数え年、下の子を満年齢にして1回にまとめれば、衣装代も撮影代も1回で済む

うちは下の子が3歳で、上が7歳になる年なんだよね。別々にやるの、正直きついなあ。

だったら同じ日にまとめちゃえばいいのよ。数え年と満年齢を使い分けて一緒にお参りする家庭、普通にたくさんあるわ。誰にも怒られないから安心して。
【由来】なぜ3歳・5歳・7歳なの?髪置・袴着・帯解
神社本庁の「七五三」によれば、七五三は3つの古い通過儀礼にさかのぼるとされています。
- 髪置(かみおき)/3歳:男女ともに行われ、この日を境に髪を伸ばしはじめた
- 袴着(はかまぎ)/5歳:男の子がはじめて袴を着ける儀式
- 帯解(おびとき)/7歳:女の子が幼児用の付紐をやめ、大人の帯を締める儀式
11月15日に盛大に祝うようになったのは江戸時代からで、5代将軍・徳川綱吉が息子の健康を祈願したことが広まったとも伝えられています。当時は乳幼児が育たないことも多く、その年齢まで無事に育ったこと自体がお祝いだった——というのが、この行事の芯にある考え方です。
つまり七五三は、着物や写真が本体ではなく、「ここまで育ったね」を確かめて、氏神さまに感謝を伝える日ということになります。予定が合わずに日をずらしても、意味が薄れるわけではありません。

そう聞くと、日にちにこだわらなくていい気がしてきたな。

そうなの。11月15日は目安であって、決まりじゃないのよ。無理して仏頂面の写真を撮るくらいなら、機嫌のいい日にゆっくり行くほうがずっといいと思う。
【重要】2026年の狙い目カレンダー|混雑を避けるならこの日
2026年10月〜11月の土日祝を、混みやすさの目安つきで並べました。神社の規模や地域によって差はありますが、傾向として参考にしてください。
| 日付 | 曜日 | 混みやすさ | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 10月3日・4日 | 土・日 | 低め | 前倒し組。受付開始日は神社ごとに要確認 |
| 10月10日・11日 | 土・日 | 低め | 気候が安定していて着物でも歩きやすい |
| 10月17日・18日 | 土・日 | やや低め | このあたりから申込みが増えはじめる |
| 10月24日・25日 | 土・日 | ふつう | 撮影スタジオは休日枠が埋まりやすい |
| 10月31日・11月1日 | 土・日 | ふつう | 10月31日はハロウィンと重なる |
| 11月3日 | 火・文化の日 | やや高い | 単独の祝日。平日休みが取れる家庭が集中 |
| 11月7日・8日 | 土・日 | 高い | 本番前の週末。バランスは悪くない |
| 11月14日・15日 | 土・日 | 最も高い | 15日が本命日。とくに午前中がピーク |
| 11月21日〜23日 | 土・日・月 | 高い | 勤労感謝の日を含む3連休。親族と合わせやすい |
| 11月28日・29日 | 土・日 | ふつう | 後ろ倒し組。受付終了日を先に確認したい |
| 平日の午前中 | — | 最も低い | 待ち時間がほぼ出ない。有休が取れるなら最有力 |
この表でいちばん伝えたいのは、いちばん下の行です。平日の午前中は、混雑という問題そのものが消えます。着付けも撮影も待ち時間が読めるので、子どもの機嫌が保ちやすい。有休を1日使えるなら、費用面でも精神面でも効率がいい選び方です。
【お金】初穂料の相場は5,000〜10,000円|のし袋の書き方
神社で祈祷を受けるときに納めるお金を初穂料(はつほりょう)といいます。もともとは、その年最初に収穫した稲穂などをお供えしていたことに由来する呼び方です。
- 相場は5,000〜10,000円。ただし「一律◯円」と決めている神社も多い
- のし袋は紅白の蝶結び。表書きは「初穂料」または「御初穂料」
- 表書きの下には子どもの氏名を書く。読み方が難しい名前はふりがなを添えると受付が早い
- 中袋には金額と住所・氏名を記入。金額は「金伍阡円」のように旧字体で書くのが丁寧とされる
- きょうだい2人で受ける場合は、初穂料も人数分になるのが一般的
金額の指定があるかどうかは神社によって本当にバラバラです。お参り先が決まったら、公式サイトか社務所で先に確認しておくのがいちばん確実です。当日に慌てて両替、という事態も防げます。

のし袋って、コンビニで売ってるやつでいいの?

大丈夫よ。紅白の蝶結びを選べばいいの。結び切りは「一度きり」の意味だから、そっちは選ばないでね。
【段取り】9月から11月にやることリスト
七五三は、当日より前の段取りで満足度がほぼ決まります。9月に入ったら、この順番で進めると詰まりません。
9月中にやること
- 子どもの年齢を確定させる(数え年か満年齢か、当日に何歳何か月か)
- お参りする神社を決め、七五三の受付期間・受付時間・初穂料を公式サイトで確認
- 写真をスタジオで撮るか、当日出張撮影にするかを決める
- 衣装をレンタルするか購入するか、家にあるものを使うかを決める
10月中にやること
- 撮影の予約(11月の土日を狙うなら、この時期にはほぼ埋まりはじめる)
- 衣装のサイズ合わせ。とくに3歳は草履で歩けるか試しておく
- 当日の移動手段と駐車場を確認。着物で電車移動は想像よりきつい
- 祖父母を呼ぶなら、日程と集合場所をこの時期に共有する
11月・当日までにやること
- 初穂料を用意し、のし袋に入れておく
- 着替え一式(普段着・靴・上着)を持ち物に入れる。お参りのあとすぐ着替えられると子どもが楽
- 飲み物と小さなおやつ。待ち時間の機嫌はここで決まる
- 天気予報の確認。雨天時に前後どちらへずらすかを先に決めておく

撮影の予約って、10月で間に合うの?

11月の土日を狙うなら、正直10月だとギリギリね。スタジオによっては夏のうちから埋まってるところもあるの。日程が決まってるなら早いほど選べるわ。
【注意】六曜(大安・仏滅)は気にしなくていい?
「七五三は大安がいいの?」という疑問はよく出ます。結論を言うと、気にしたい人は気にすればいいし、気にしなくても失礼にはあたりません。
理由は2つあります。ひとつは、六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)はもともと神道の行事と結びついた考え方ではないこと。もうひとつは、国立天文台が毎年公表している暦要項に、六曜は含まれていないという点です。暦要項に載るのは国民の祝日、二十四節気および雑節、朔弦望、日出入、日食・月食などで、大安や仏滅は入っていません。
実務的に言うと、六曜を気にするのはたいてい祖父母世代です。呼ぶ予定があるなら、日程を決める前にひとこと聞いておくと、あとから角が立ちません。逆にそこにこだわらない家庭なら、六曜より「子どもの体調と天気」で決めたほうが、いい一日になります。
よくある質問
Q1. 2026年の七五三、11月15日を過ぎてもお参りできますか?
できます。多くの神社では10月ごろから12月ごろまで七五三の祈祷を受け付けています。11月15日はあくまで目安の日で、その日でなければいけないという決まりはありません。ただし受付期間・受付時間・予約の要否は神社ごとに違うので、公式サイトか社務所での確認は必ずしてください。
Q2. 数え年と満年齢、どちらで祝うのが正しいですか?
どちらでも正しく、間違いではありません。かつては数え年が主流でしたが、現在は満年齢で祝う家庭も多くなっています。とくに3歳は数え年だと満2歳前後になり、着物や長時間の外出がむずかしいことがあるため、満年齢まで待つ判断もよく取られています。きょうだいで数え年と満年齢を使い分け、同じ日にまとめてお参りする形も一般的です。
Q3. 2026年の七五三で、混雑を避けやすいのはいつですか?
もっとも空くのは平日の午前中です。土日しか動けない場合は、本命日の11月15日(日)と、翌週の3連休(11月21日〜23日)を外すのが基本になります。10月中の土日や11月上旬に前倒しすると、待ち時間も撮影の予約枠も取りやすくなります。
まとめ|11月15日は目安。決めるのは子どもの体調と天気
- 2026年の七五三の目安日は11月15日(日)。祝日ではなく、日曜と重なるぶん午前中が最も混む
- 対象は数え年なら2024・2022・2020年生まれ、満年齢なら2023・2021・2019年生まれ
- 数え年と満年齢はどちらでもよい。3歳は満年齢まで待つ判断も現実的
- 混雑を避けるなら平日の午前中。土日なら10月中か11月上旬への前倒しが有効
- 2026年は11月21日〜23日が3連休。親族と合わせやすいぶん混みやすい
- 初穂料は5,000〜10,000円が目安。金額指定の有無は事前確認を
- 六曜は暦要項に載っていない暦注。気にするかどうかは家庭の判断で足りる

とりあえず今週末に、神社の受付期間だけ調べておくよ。

それがいちばん効くわ。受付期間さえ分かれば、そこから撮影も衣装も逆算できるもの。

11月15日じゃなくていいってわかっただけで、だいぶ気が楽になったな。

でしょう。子どもが機嫌よく笑ってる写真が一枚あれば、その日が何日だったかなんて、あとから誰も気にしないのよ。
参考にした資料
- 神社本庁「七五三」(髪置・袴着・帯解の由来、11月15日の成り立ち)
- 内閣府「国民の祝日について」(2026年の文化の日・勤労感謝の日の日付)
- 国立天文台 暦計算室「暦要項」(暦要項に掲載される項目。六曜は含まれない)
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