5連休あれば、海外も現実的な選択肢に入ります。
阪急交通社の調査による、2026年シルバーウィークの人気海外旅行先ランキングを紹介します。

5連休なら海外も行けちゃう?

行けるわ。人気1位はイタリア。ただし3位に台湾が入っているのが今年の特徴ね。
海外旅行先ランキング TOP5
| 順位 | 旅行先 |
|---|---|
| 1位 | イタリア |
| 2位 | スイス |
| 3位(同率) | フランス |
| 3位(同率) | 台湾 |
| 5位 | イギリス |
出典:人気の国内旅行先ランキング1位は北海道 – 海外旅行先は?(マイナビニュース)
調査は2026年5月15日〜22日、全国20代以上の男女518名を対象に実施されたものです。
ヨーロッパが上位を占めた理由
1位イタリア、2位スイス、3位フランス、5位イギリス——TOP5のうち4つがヨーロッパです。
背景には次のような事情があります。
9月下旬のヨーロッパは旅行に適した時期
夏の観光ピークが終わり、気候が穏やかで人出も落ち着く時期にあたります。真夏の猛暑を避けつつ、まだ日照時間が長いという条件が揃います。
5連休でないと行きにくい
ヨーロッパは往復の移動だけで2日近くを要します。通常の3連休では現地滞在が実質1日しか取れず、成立しません。5連休だからこそ選択肢に入るという構図は、国内1位の北海道と同じです。
イタリアの強さ
イタリアが1位なのは、行き先が1か国のなかで完結しつつ、内容が多彩だからと考えられます。ローマ・フィレンツェ・ヴェネツィアと、性格の異なる都市が鉄道でつながっており、限られた日数でも満足度を作りやすい構成です。
台湾が3位に入った意味
ヨーロッパが並ぶなかで、台湾が同率3位に入っているのが今回の特徴です。
台湾は日本から飛行時間3〜4時間程度。5連休なら移動に余裕があり、現地で4日近く過ごせます。
この結果からは、海外旅行の需要が二極化していることが読み取れます。
- 「5連休を使い切って遠くへ行きたい」層……ヨーロッパ
- 「5連休だからこそ余裕を持って近場へ」層……台湾
どちらも合理的な選択です。
海外旅行を考える人は10%
同じ調査で、旅行意向は次のようになっています。
| 区分 | 割合 |
|---|---|
| 国内旅行 | 40% |
| 海外旅行 | 10% |
| 両方 | 12% |
海外旅行の意向は1割です。国内の40%と比べると小さいものの、5連休という条件がなければさらに低い数字だったはずです。
検索数も伸びている
旅行比較サイトのトラベルコによれば、シルバーウィーク期間の海外旅行検索数は前年比で約144%。国内の168%には及ばないものの、明確な伸びを見せています。
同時に、燃油サーチャージや出国税の値上げに備えて早期予約の傾向が強まっているとも報告されています。
参考:シルバーウィーク旅行検索、国内約168%・海外約144%と前年超え(トラベルコ)
今から予約する場合の注意
2026年8月時点では、連休まで1か月強です。海外旅行としてはかなり直前にあたります。
- 航空券の価格は上がっている……早期予約の優位性はすでに失われています
- 人気路線は満席の可能性……特にヨーロッパ便
- パスポートの残存有効期間を確認……国によって6か月以上必要な場合があります
- ビザの要否を確認……国によっては事前申請が必要です
飛行時間の短い台湾・韓国・東南アジア方面のほうが、直前でも選択肢が残りやすい傾向があります。
まとめ
- 1位イタリア、2位スイス、3位同率でフランスと台湾
- ヨーロッパ人気は5連休でないと行けないことの裏返し
- 台湾3位は「余裕を持って近場へ」という需要
- 海外旅行の意向は10%、検索数は前年比144%
- 8月時点からの予約は近距離のほうが現実的
国内の人気旅行先はこちらの記事、連休の日程はこちらをどうぞ。

ヨーロッパと台湾で、ずいぶん差がありますね

遠くへ行きたい層と、余裕を持って近場へ行きたい層。ニーズが二極化しているのよ。